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《2019年8月31日》
岩手県議選3人全員勝利で復興・くらし守る県政を前へ
小池晃書記局長が盛岡・奥州・一関で訴え


 8月31日、大激戦の岩手県議選で日本共産党の現職3人の全員当選と、県知事選(いずれも9月8日投票)で、たっそ拓也候補の勝利で、復興とくらしを守る県政をさらに前に進めようと、日本共産党の小池晃書記局長は、盛岡市、奥州市、一関市の3カ所を駆けめぐり、支援を訴えました。
 小池氏は、たっそ県政が「復興の基本方針」に被災者の「幸福追求権」を据え、医療費免除を9年実施するなど、復興・くらしを支える県政を進めてきたと指摘。安倍政権が被災者支援の縮小・打ち切りを狙っていると告発し、「県議選で共産党の現職3人全員の勝利で、安倍政権による復興打ち切りを許さず、消費税増税ストップ、改憲ノーの審判をくだそう」と訴えました。
 岩手は市民と野党の共闘の発祥の地だとして、7月の参院選での横沢高徳議員の勝利に触れながら、「来たるべき総選挙でも、それをさらに前へと進めたい。政権構想の議論を始め、政権を取りにいこう。そのためにも一貫して、共闘を誠実に進めている共産党を勝たせてほしい」と呼びかけました。
 党県議団が、たっそ県政と県内野党共闘の「推進力」として抜群の役割を発揮してきたと指摘し、毎月のように被災地を訪ねて実態や要求をつかみ、医療費などの免除継続の力になってきたと紹介。県立病院の合理化・縮小の流れを押し返し、存続・拡充の方向に転換させたと語りました。
 県議団が論戦で県政を動かし、8月から始まった小学校卒業までの子ども医療費窓口無料化を、今度は中学校卒業にまで拡充させようと話しました。

軍事費過去最大“許せぬ”と批判

 小池氏は、来年度予算の概算要求で、軍事費が過去最大の5兆3000億円に達すると告発しました。短距離・垂直離着陸のステルス戦闘機F35Bや「イージス・アショア」など、トランプ米大統領いいなりの「爆買い」は許されないと批判し、F35Bを6機購入する予算で保育所なら3万人分、特養ホームなら6500人分つくれると強調。「税金は、くらしのために使うのが当然だ。そういう当たり前の政治に、変えよう」と呼びかけました。
 私は、たっそ知事候補と共産党が14項目の政策協定を結んでたたかっていると紹介。「県議団は、被災者の命を守る復興の試金石として医療費免除の継続を求めてきた」と強調しました。
 奥州区(定数5)の街頭で、千田みつ子候補は、子どもの貧困が広がっているとして、子ども医療費窓口無料化を中学校卒業で広げると強調。安心して子ども産み、育てられるよう、医師を増やしていくと語りました。
 一関区(定数5)・一関総合体育館前で訴えた高田一郎候補は、4月から県内の小中学校で35人学級を実現させたと強調。高すぎる国保で国に引き下げ財源を求めるとともに、子どもの均等割の減免を全県に広げたいと述べました。

小池書記局長がたっそ拓也事務所を訪問

 盛岡駅前での街頭演説後、小池晃書記局長は、たっそ拓也事務所を訪れ、激励しました。
 小池氏は、「岩手は、市民と野党の共闘の発祥の地であり、トップランナー。たっそ氏には、何としても県知事を続けていただきたい。知事選も、県議選も党の総力をあげてたたかう」と語りました。
 応対した、たっそ後援会連合会の森越康雄会長は、「勇気100倍です。たっそ拓也は、安倍晋三さんへの忖度(そんたく)はないが、県民の心に忖度している。ブレないで勝ち抜きたい」と応じました。


《2019年8月30日》
岩手県議会議員選挙が告示
盛岡選挙区は定数10に新人が5人、3人はみだしの大激戦


 8月30日、岩手県議会議員選挙が告示されました。盛岡選挙区は、定数10に現職8人と新人5人が立候補し、3人はみだしの大激戦となっています。
 本町通の浅沼ビル前で第一声。私は、たっそ拓也知事候補と結んだ14項目の政策協定は、県政をさらに前進させる画期的内容だと強調。それは党の公約でもあり、被災者の医療費・介護利用料の来年以降の免除継続、国保税軽減、子どもの医療費は中学生まで窓口無料化を実現、子どもの人権と尊厳を大切にする教育をめざすと訴えました。
 菅原則勝県委員長は、「知事選と県議選の争点は、安倍政権の悪政持ち込みの県政か、復興やくらしを守る施策を進めてきた達増県政を継続・発展させるかだ」と強調。達増県政の推進力となってきたのが日本共産党県議団であり、「その大黒柱の斉藤信候補の議席を守り、高田一郎候補(一関選挙区)、千田みつ子候補(奥州選挙区)の3議席確保を」と呼びかけました。
 高橋ちづ子衆議院議員も駆けつけ、応援のマイクを握りました。
 第一声には、横沢高徳参議院議員、紙智子参議院議員からメッセージが寄せられました。

斉藤信の第一声の要旨は以下の通り

 参院選に続いて、知事選でも日本共産党は市民と野党の共闘に誠実に取り組んできました。私の議席を勝ち取ることが岩手の野党共闘を前へ進める力となります。
 今回の知事選で日本共産党は、たっそ拓也知事候補と14項目の政策協定を結びました。たっそ県政をさらに前進させる画期的な内容で、それ自身が日本共産党と私の公約でもあります。
 復興では、被災者の医療費・介護利用料の免除を来年も継続します。「津波で助かった命、決して議席にしてはならない」との決意で、高齢者の見守り徹底など、災害公営住宅で孤独死を出さない対策に力を入れます。
 暮らしと福祉では、中学生までの医療費窓口無料化、国保税軽減、子どもの人権と尊厳が大切にされる教育をめざします。


《2019年8月28日》
たっそ拓也知事候補必勝―「結集」大街頭演説会に1000人超
国政4野党代表そろい踏み―志位委員長が訴え


 8月28日、激戦が繰り広げられている岩手県知事選(9月8日投票)で、国政4野党・県政与党が推薦する現職の、たっそ拓也候補の勝利を何としても勝ち取ろうと、国政野党の代表らがそろい踏みした大街頭演説が県庁前で行われました。雨の中、県内各地から1000人以上の方々が「結集」。日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、社民党の福島瑞穂副党首、たっそ選対本部最高顧問の小沢一郎衆院議員が、たっそ候補の勝利を訴えてアピールすると、雨の中、詰めかけた聴衆から盛大な拍手が湧き起こりました。
 たっそ候補は「震災を経験した岩手県として、すべての県民を幸せにできる県を目標にしなければならない。引き続き復興事業に取り組み、ハード事業を早期に完了させ、ソフト事業で、被災者の健康の支援、生活の支援、事業者の生業(なりわい)再建の支援が必要だ」と強調し、4選にむけた決意を表明しました。
 志位氏は「岩手県は市民と野党の共闘の発祥の地の一つ」と述べ、たっそ候補が共闘発展の先頭にたってきたことへの敬意を表明。「共闘の力を存分に発揮して4回目の勝利を勝ち取ろう」と訴えました。さらに、「たっそ県政は、医療費と介護保険利用料の免除措置を続けるなど、被災者の苦しみに心を寄せ、被災者の生活と生業の再建を最優先において復興を進めてきた」と強調。安倍政権による支援の縮小・打ち切りの動きがあるだけに、「憲法13条の『幸福追求権』を復興の大原則にすえて先駆的とりくみを行ってきた、たっそ県政を守り発展させましょう」と力を込めました。
 枝野氏は「暮らし、地域の事情に寄り添って、地域から声をあげていく。時には国がおかしいと動かしていく。そういう政治を進めてきたのが、たっそさんだ」と紹介。玉木氏は「たっそさんは弱い人の立場に寄り添う、政治家にとって最も大切な資質をもっている。光の届かないところに光をあてる政治がいまこそ必要だ」と訴えました。
 福島氏は「たっそ知事は、幸福を守り育てる『希望郷(きょう)いわて』をつくり、県民が幸福を実感できる県政をつくろうとがんばってきた」と強調。小沢氏は「各党代表から力強い支援のあいさつがあった。これほどうれしいことはない。勇気百倍。これからもがんばりたい。そして県議選で、たっそ県政を支える議員を一人でも多く送り出さないといけない。知事選・県議選で当選していこう」と呼びかけました。
 たっそ選対本部長の木戸口英司参院議員が司会し、選対本部長代行の横沢高徳参院議員の音頭でガンバローを三唱しました。

志位委員長の訴え全文はこちら↓↓

 みなさん、こんにちは(拍手)。日本共産党の志位和夫でございます。たっそ拓也知事の4回目の勝利を必ず勝ち取らせていただきたいと、お願いにあがりました。(拍手)

岩手県は市民と野党の共闘の発祥の地の一つ――共闘の力でたっそ勝利を

 みなさん、私は、この岩手県は、市民と野党の共闘の発祥の地の一つだと考えております。
 ちょうど4年前、2015年8月19日、前回の知事選告示日の前の日に、当時の5野党(共産、民進、維新、社民、自由)の党首が盛岡に集まりまして、みんなで力を合わせて、たっそさんの勝利を勝ち取ろうと誓い合いました。それが実は、5野党で大事な選挙を協力してたたかう歴史上はじめての選挙となりました。ですから野党共闘にとって、たっそ拓也さんは「縁結びの神」だということをいいたいと思います。(笑い、拍手)
 それから4年間、16年の参院選、17年の総選挙、そして今年の参院選と3回の国政選挙を共闘の力でたたかい、大きな前進をしてきました。この4年間、つねに共闘のトップランナーを走ってきたのが、岩手県ではないでしょうか(拍手)。3年前の参院選で木戸口英司さんが勝った。今年の参院選では横沢高徳さんが勝ちました(拍手)。そして、この岩手県では県選出の自民党の参院議員をゼロにしたじゃないですか(拍手)。この共闘のたたかいで、常に先頭に立ってこられたのが、たっそ知事じゃないでしょうか。心から敬意を申し上げたいと思います。(拍手)
 みなさん、市民と野党の共闘にこそ日本を変え、岩手をよくする一番の力があるんじゃないでしょうか。この力は、埼玉県知事選挙での大野元裕さんの勝利にも証明されたじゃないですか。(拍手)
 みなさん、市民と野党の共闘の発祥の地――岩手で、共闘の力を存分に発揮し、たっそさんの4回目の勝利を必ず勝ち取ろうではありませんか。(拍手)

「幸福追求権」――憲法13条を復興の大原則にすえたたっそ県政の発展を

 みなさん、たっそ県政を守り、発展させることがいかに大切か。私は、二つの理由を訴えたい。
 第1の理由は、何といっても、たっそ知事が、被災者の方々の苦しみに心を寄せ、被災者の生活と生業(なりわい)の再建を最優先において復興を進めてこられたことです。
 たっそ県政のもとで、医療費と介護保険利用料で、9年連続で免除措置が続いていることは、全国にも誇るべき業績ではないでしょうか(拍手)。この免除措置について国がやめてしまう。被災した他県もやめてしまうなかで、たっそ知事は、断固としてこの「命綱」を続けてこられた。これがどれだけ被災者の方々にとって心強いものであったかは、はかりしれないと思います。(拍手)
 住宅再建でも、たっそ県政は、市町村と協力して、100万円の独自補助を先駆けてつくりました。岩手でつくったこの独自の補助制度が、宮城県、福島県にも広がっていった。ここでも復興をリードしたのは、たっそ県政ではないでしょうか。(拍手)
 私は、こういう復興に対する姿勢の根本には、たっそ知事の確かな哲学があると考えております。
 私は、8年前の大震災の直後、岩手県庁にうかがいまして、たっそ県政の復興の基本方針を説明していただきました。そこでは、「復興の基本方針」の大原則に「被災者一人ひとりの幸福追求権を保障する」、こう書いてあったんです。素晴らしいなと思いました。憲法13条の「幸福追求権」、この立場に立って、一人も取り残さないという決意で復興のためにがんばってきた。こういう知事こそ、いま必要ではないでしょうか。(拍手)
 とくに、安倍政権が、国が設定した「復興・創成期間」の10年の終了が迫る中、10年という一方的に決めた期限をてこに、被災者支援を縮小・打ち切りを進めるという動きがあるときだけに、絶対にこの県政を守り抜いて、発展させなければなりません。
 みなさん、「幸福追求権」――憲法13条を復興の大原則にすえたたっそ県政を、みんなの力で守り、発展させようではありませんか。(拍手)

子育てと教育でも素晴らしい仕事――たっそ知事で自治体らしい自治体を前進させよう

 第2の理由として、私が訴えたいのは、たっそ知事が、子育てと教育でも素晴らしい仕事をされてきたということです。
 日本総研がだしている「全国子育て世代幸福度ランキング」で、第7位が岩手県になっています。トップクラスに上がってきているのです。
 子どもの医療費の問題でも、たっそ県政のもとで、16年8月から就学前まで助成制度が拡大しました。今年8月からは小学校卒業まで拡大します。そして、たっそ知事は、さらに中学校卒業まで助成制度を拡大すると公約されている。いま盛岡市では、中学生卒業までの助成制度がありますが、一部負担があります。たっそさんに知事を引き続きやっていただいて、県の制度をもっとよくして、中学校卒業までの医療費を完全無料にしていこうではありませんか。(拍手)
 たっそ県政は、少人数学級という点でも、35人学級を小学校・中学校のすべての学年で実現しました。
 みなさん、子ども医療費の問題でも、少人数学級でも、国がやらなくても、住民のみなさんの福祉のために必要なことは自治体独自でもやる。これをやってこそはじめて自治体といえるのではないでしょうか。そういう自治体らしい自治体をつくってきたのが、たっそ知事ではないでしょうか。(大きな拍手)
 たっそ知事をぜひ勝たせていただきまして、「幸福を守り育てる希望郷(きょう)いわて」をさらに前進させていただきますことを心から訴えるとともに、日本共産党もみなさんと力を合わせて勝利のために頑張り抜く決意です。どうかよろしくお願いいたします。(大きな拍手)


《2019年8月25日》
盛岡市議選5人全員当選 参院比例より1000票余増
内舘しげる市長候補は5万242票獲得もわずかに及ばず


 8月25日投開票の盛岡市議選(定数38)で、日本共産党は現有5議席を守り抜きました。
 新人14人を含む44人が立候補し、6人はみだしの大激戦。各陣営ともに必死の選挙戦を展開する中、共産党は現有議席の確保にむけて最後まで奮闘。参院選時の比例票から得票1019伸ばしました。
 党の5候補は、住民の願いをしっかり届けて、希望ある市政へ転換することを掲げました。国保税の子どもの均等割免除や、住民合意のない「ごみ処理広域化」計画の見直し、中学生までの医療費窓口無料化などの政策を訴えました。
 市民からは「国保税が高すぎる。均等割免除をぜひ頼む」「共産党から話を聞き、『ごみ処理広域化』の問題点がよくわかった」といった声が寄せられるなど、共感が広がりました。
 市長選挙では、党盛岡地区委員会と政策協定の覚書を結んだ内舘しげる候補が、「ごみ処理広域化計画のゼロベースでの見直し」「保育園全園民営化の計画見直し」などを訴え5万242票を獲得しましたが、現職にあと一歩及びませんでした。

市議選の結果は次の通り。

◆定数38(立候補44)

当 三田村あみこ 36 新 3369 (12)

当 庄子 春治  68 現 3009 (21)

当 鈴木つとむ  37 現 3001 (22)

当 かんべ伸也  45 現 2772 (26)

当 橋 和夫  80 現 2429 (29)


《2019年8月22日》
岩手県知事選告示 たっそ拓也候補が第一声
被災者の医療費免除の継続、子ども医療費窓口無料化を中学生まで拡充を訴え

 8月22日、参院選に続いて市民と野党の共闘でたたかわれる、岩手県知事選が告示(9月8日投票)されました。日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党が推薦する、たっそ拓也候補(55)=無所属、現=が、4選をめざして力強く第一声をあげました。
 自公が推薦し、いわて県民クラブが支援する及川敦候補(52)=同、新=との一騎打ち。東日本大震災津波からの復興や暮らしを守る施策を進めてきた達増県政を継続・発展させるのか、国の悪政持ち込みを許して県民に冷たい県政にするのかが最大の争点です。
 たっそ候補は、「危機を希望に」と復興に取り組んできた経験をふまえ「幸福を守り育てる希望郷いわて」へ県政を発展させると強調。被災者の医療費・介護保険料等の免除を来年も継続し、子どもの医療費窓口無料化を中学生まで拡充すると訴えました。
 4野党代表がそろって決意を表明。共産党の菅原則勝県委員長は「被災者の医療費免除継続、中学生までの医療費窓口無料化、国保税軽減など4つの柱・14項目の政策協定を結んだ。『県政与党』として、61人の党地方議員と一緒に必勝をめざす」と述べました。
 斉藤信、高田一郎、千田美津子の党県議も紹介されました。
 これに先立つ出陣式では共産党の志位和夫委員長、国民民主党の小沢一郎衆院議員らの必勝メッセージが披露されました。

4野党代表も訴え

 たっそ候補の勝利にむけて野党代表らが決意表明し、支援を熱く呼びかけると、聴衆は大きな拍手で応えました。
 日本共産党岩手県委員会の菅原則勝委員長は、津波被災者の医療費・介護保険利用料の免除継続、中学生までの医療費窓口無料化、国保税引き下げなど4つの柱・14項目にわたる政策協定を結んだと話し、「県政与党」として必勝へ全力をあげると訴えました。
 国民民主党県連の高橋元(はじめ)代表代行は、「たっそ県政は、幸福を守り育てる県民計画を作った。国に文句を言わない(自民党直結の)県政に戻してはいけない」と強調しました。
 社民党県連合の小西和子代表は「たっそ候補の公約は、憲法第13条『幸福追求権』の実現をベースにしている」と紹介。立憲民主党県連合の高橋重幸代表は「復興でこれほどがんばった知事はいない」と述べました。
 たっそ選対本部長代理の横沢高徳新参院議員=野党統一=は「参院選でつくった(野党共闘の)良い流れを、たっそ候補へ寄せてほしい」と語り、本部長の木戸口英司参院議員=同=は「知事選は国政の流れを変えるたたかいでもある。これからも、たっそ候補で行こう」と訴えました。
 立憲・石橋通宏幹事長代理(参院議員)も駆けつけ、政府にしっかりモノを言っている自治体の「最前線に立っているのが、たっそ候補だ」と応援演説をしました。


《2019年8月18日》
盛岡市長選挙も告示―内舘しげる候補が第一声
公立保育所全園民営化見直し、ごみ処理広域化計画見直しなど訴え


 盛岡市長選も18日告示され、日本共産党盛岡地区委員会が自主的支援をする内舘しげる候補(52)=無所属・新=が力強く第一声をあげました。私も応援に駆けつけました。現職の谷藤裕明氏、元自民党県議=ともに無所属=との三つどもえの激戦です。
 党盛岡地区委員会は市長選にあたって内舘候補と、◇憲法を生かし、市民の幸福を守る市政を進めること、◇公立保育園の「全園民営化計画」を見直し、保育に対する公的責任を果たすこと、◇県央ブロックごみ処理・し尿処理計画を見直し、自区内処理を基本にごみの減量・資源化に取り組むこと―など、政策に関する11項目の覚書を確認。内舘候補の勝利に全力をあげています。
 第一声で内舘氏は、市が進める公立保育所「全園民営化」計画や、住民合意のない8市町「ごみ処理広域化」計画の見直しなど、谷藤市政を立ち止まって検証すると強調。「声にならない声、盛岡市民30万人の声を聞ける市政になるか、今のまま行ってしまうのかが今回の選挙の争点です。みなさんとともに新しい風を吹かせて新しい盛岡をつくっていきます」と訴えました。
 野党統一の木戸口英司参院議員がメッセージを寄せました。


《2019年8月18日》
盛岡市議選が告示―希望ある市政へ5候補が第一声
穀田恵二国対委員長、高橋ちづ子衆議院議員が応援


 8月18日、盛岡市議選が告示(25日投票)され、日本共産党の(写真左から)庄子春治(68)、橋和夫(80)、かんべ伸也(45)、鈴木つとむ(37)、三田村あみこ(36)の5氏が現有5議席確保へ第一声をあげました。市長選と同日程の市議選は、定数38を44人が争う大激戦です。
 5候補は、希望ある市政への転換に向け、住民の願いを今後もしっかり届けると表明。中学生までの医療費窓口無料化(一部負担金ゼロ)と、若者定住への家賃補助を実現させると力を込めました。
 5候補は、国保税の子どもの均等割を免除し引き下げを求めると主張。住民合意が得られず、新焼却場の設置場所が先送りされた「ごみ処理広域化」計画は見直すべきだと述べました。
 穀田恵二国対委員長・衆院議員は、党市議団が住民サービス切り捨ての谷藤市政と対決し、市民運動との共同で子育て支援策など多くの実績をあげてきたと強調。議案提案権を持つ党の5擬石を必ず確保し、「野党共闘の源流である岩手と盛岡から、新しい政治の流れを」と訴えました。
 高橋千鶴子衆院議員も応援演説。内舘しげる市長候補、野党統一の横沢高徳、木戸口英司の両参院議員、紙智子参院議員のメッセージが紹介されました。


《2019年8月9日》
知事選・県議選、盛岡市議選・市長選必勝!
市田忠義副委員長迎え日本共産党演説会


 8月9日、参院選に続いて、岩手県で今月告示される知事選(22日告示、9月8日投票)、県議選(30日告示、9月8日投票)、盛岡市長選、盛岡市議選(ともに18日告示、25日投票)の必勝をめざし、日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員を迎えた演説会を県民会館で開催しました。
 党が推薦して政策協定を結んだ達増拓也知事が党演説会に初めて参加し「共産党には復興与党として活躍していただいた。これからは県政与党として奮闘していただくことになった。一連の地方選での力の発揮を期待します。私もともにたたかう」とあいさつ。野党統一の横沢高徳新参院議員が感謝と激励の言葉を述べ、党が自主的支援を決めた内舘しげる盛岡市長候補が連帯メッセージを寄せました。
 市田氏は参院選の結果の見方、市民と野党の共闘の4年間の到達と成果、野党連合政権に向けた話し合いの重要性について、岩手と各地の経験も交え縦横に語りました。
 党県議団の役割については、(1)震災で救われた被災者の命をなくさせない立場で奮闘(2)県民の運動で県政を動かす(3)議会での積極的な提案で県政を支え、リードしてきた―と特徴づけました。
 市田氏は、復興や子育て支援で大きな成果をあげた達増県政を支える党県議団(3人)の大黒柱、斉藤信県議団長の議席は絶対に必要だと強調。「オール与党」の谷藤盛岡市政に対して、議案提案権の活用で多くの実績をつくった5人の党市議団の議席を守り抜こうと呼びかけました。
 私は「知事選で圧勝し、達増県政の推進力となってきた党の議席を必ず獲得する」と表明しました。(演説の大要はこちら)
 庄子春治、橋和夫、かんべ伸也、鈴木つとむ、三田村あみこの各市議候補は、現有5議席確保と市長選勝利を訴えました。


《2019年8月8日》
盛岡市長選で内舘氏を自主的支援―盛岡地区委員会

 8月7日、日本共産党盛岡地区委員会は、県都の盛岡市長選(18日告示、25日投票)に立候補を表明している内舘しげる氏=無所属、新=を自主的に支援すると記者会見で発表しました。
 市長選には、内舘氏のほか、現職の谷藤裕明氏と元自民党県議が立ち、三つ巴になる見込みです。
 藤倉志乃地区委員長は、党と内舘氏が7月26日に市長選政策に関する11項目の「覚書」に合意したと説明しました。▽憲法を生かし、市民の幸福を守る市政を進める▽公立保育園の「全園民営化」計画を見直す▽ごみ処理広域化計画を見直し、自区内処理を基本にごみの減量・資源化に取り組むーとの重要な内容が盛り込まれたと語りました。
 庄子春治党盛岡市議団長は、公立保育園の全園民営化など住民サービス切り捨ての谷藤市政を転換するため、内舘氏勝利をめざして奮闘すると表明。同日投票の市議選も、党の現有5議席確保へ全力をあげると述べました。


《2019年8月7日》
三陸防災復興プロジェクト2019・クロージングセレモニー開かれる
坂本龍一さんと東北ユースオーケストラのコンサートも


 8月7日、陸前高田市の夢アリーナたかたで、三陸防災復興プロジェクト2019のクロージングセレモニーが開かれ、私も参加してきました。千田美津子県議も参加しました。
 オープニングは不来方高校音楽部による追悼の合唱(群青)、大震災津波犠牲者への黙とうの後、達増拓也実行委員会会長・県知事が主催者あいさつを行いました。ストーリーテラーの村上弘明さんが、68日間のプロジェクトの取り組みを紹介しました。
 「未来への希望」スピーチでは、県立高田高校アクションプロジェクトの取り組み―地域におけるビジネスプラン、実習船かもめが漂着した米国クレセントシティーの高校生との交流が報告され、東京・名古屋から移住し高田高校の取り組みを支援している二人の女性も報告しました。
 クロージングコンサートでは、不来方高校音楽部の合唱とともに、震災直後から支援活動に取り組んできた坂本龍一さんと東北ユースオーケスラによるピアノ5重奏コンサートが行われました。
 当日は、陸前高田市は「うごく七夕」と「けんか七夕」のお祭りの真っ最中、お昼にアバッセ前についたらにぎやかな太鼓の音と七夕の山車が結集していました。
 陸前高田市の復興の状況も見てきました。


《2019年8月6日》
斉藤信事務所開きに110人の方々が参加
横沢たかのり参議院議員もあいさつ


 8月6日、県水産会館で斉藤信事務所開きを開催し、110人の方々に参加いただきました。盛岡選挙区は、新人5人を含めて定数10に対し13人が争う大激戦の様相です。
 はじめに菅原則勝県委員長があいさつ。参院選でのお礼を述べつつ、初めて4野党推薦でたたかう知事選では、政策協定も結んだ達増拓也知事の4選に全力をあげると表明し、県議選では、達増県政を支え、「県民の宝」ともいえる斉藤県議の議席を守り抜き、奥州選挙区の千田美津子県議、一関選挙区の高田一郎県議と合わせ、現有3議席を必ず確保すると話しました。
 参院選岩手選挙区で大激戦を勝ち抜いた横沢たかのり新参議院議員からも激励のあいさつをいただきました。横沢さんは、参院選での支援に感謝の意を表し、「先日初登院をさせていただき、改めて『声なき声』を国会へ届ける決意を新たにした。知事選と県議選の投票日まで、ともに頑張りましょう」と述べました。
 県労働者後援会の金野耕治会長、県女性後援会代表委員の渋谷靖子さんからも熱い激励のあいさつをいただきました。
 ともにたたかう5人の盛岡市議団(庄子春治、橋和夫、かんべ伸也、鈴木つとむ、三田村あみこ)を代表して、庄子市議団長があいさつ。18日告示、25日投票の盛岡市議選で現有5議席を必ず確保し、県議選勝利へつなげると決意を語りました。
 私は、党県議団が達増県政の復興与党として、被災者の医療費・介護保険利用料等の免除継続を9年連続で実現させてきたと強調。達増知事が、国保税引き下げなどを盛り込んだ政策協定に調印していただいたことは重要で、県政の推進力となっている議席を必ず守り抜かせてほしいと訴えました。
 最後に、女性後援会の皆さんから花束をいただき、藤倉志乃盛岡地区委員長の音頭でガンバローコールを行いました。

<斉藤信事務所>
盛岡市本町通2丁目10−6 電話:019-651-1241 Fax:019-651-1243


《2019年8月1日》
達増拓也知事と日本共産党岩手県委員会が政策協定
被災者の医療費免除継続、国保引き下げなど14項目


 8月1日、日本共産党岩手県委員会は、22日に告示される県知事選挙で4選をめざす達増拓也知事と、4つの柱・14項目にわたる政策協定書を結びました。菅原則勝県委員長と3人の県議団(斉藤信・高田一郎・千田美津子)が参加しました。
 党県委員会は、達増県政が進めてきた東日本大震災津波からの復興の取り組みと、暮らしや福祉を守る施策を高く評価し、知事選での推薦をすでに決定しています。
 菅原県委員長は、達増知事が参院岩手選挙区の横沢たかのりさんの当選に尽力したことに敬意を表し、「政策協定を結び、今度は知事選必勝に向けてがんばりたい」と述べました。
 私は、「政策協定に基づいて、県政を前へ進めるために力を尽くしたい。知事選を本格的な野党共闘でたたかうのは画期的だ。共産党もその一翼を担って奮闘する」と決意を語りました。
 達増知事は、政策協定書に快くサインし、「県政でまだやっていないことも含めて、『我が意を得たり』という感じです」と話しました。
 協定書には、◇被災者の医療費・介護保険利用料等の免除を来年も継続すること◇中学生までの医療費窓口無料化の早期実現◇国に対して国保税引き下げを要求すること―などが盛り込まれています。
 達増県政の推進力として、全力で頑張る決意です。